警察学校で卒業式 26人が第一線に
2019年02月1日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県警察学校(奈良市)の初任科長期課程の卒業式が31日、同校体育館で行われ、26人(男性20人、女性6人)が警察官としての第一歩を踏み出した。
卒業式では、遠藤雅人本部長が「失敗を恐れず職務に邁進し、明日の奈良県警を支える新しい力として成長することを願っている」と訓示。続いて総代の真鍋良輔巡査(19)が「いつまでも初心を忘れず、心身をさらに錬磨し、何事にも積極果敢に挑戦する」と決意を述べた。
卒業生らは昨年4月から約10カ月にわたって法律や逮捕術など、警察官に必要な知識や技術を学んだ。同日付で県内の12署に配属され、職場実習に励む。
高田署に配属された真鍋巡査は「地域の人に優しく寄り添える、強い警察官になりたい」と決意を新たにした。