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「中途半端」を「ちょうどいいまち」アピール 大和郡山市PR動画


大和郡山市職員が「ちょうどいいまち」をアピールする動画の一場面

 観光名所をPRするのではなく、ありのままの中途半端さを「ちょうどいいまち」としてアピールし、移住・定住を促進するシティプロモーション動画を大和郡山市が制作した。大阪市浪速区の映画館「なんばパークスシネマ」で3月21日まで上映され、別バージョンを動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開している。
 同市出身で、先月19日に公開された映画「かぞくわり」の塩崎祥平監督が企画から撮影、編集まで担当。主に大阪など都市部に住む若者をターゲットとし、移住先に大和郡山市を選んでもらえるよう、「中途半端をポジティブに、包み隠さず表現した」(塩崎監督)という。
 ユーチューブで公開している30秒の動画は、同市に移住した夫婦2組がインタビューを受ける設定。「この町の暮らしはどうですか」。問われた2人は顔を見合わせながら「まあ自然もあるし…」「雰囲気がすごく好きで、他はうーん…」「いろんなことがちょうどいい」とあいまいに返答。最後は市職員らが「がんばります! 大和郡山」と宣言して締めくくっている。
 一見、市の魅力をうまくPRできていないように思われるが、「大和郡山市はどんな町だろう」と思ってもらうのが最大の狙いだ。平成27年に大阪市や京都市周辺の20~39歳の男女を対象にしたアンケートによると、「大和郡山市についてまったく知らない」と答えた人は33・6%に上った。
 都心部までは少し遠く、かといって田舎でもない。大型ショッピングモールがあって便利だが、都会とはいえない。そんな「中途半端さ」を逆転の発想で「ちょうどいい」と捉え、アピールしている。
 映画館では現在、秒の「夫婦の食い違い編」を流しており、今月15日からは「中途半端編」を上映する予定。担当者は「まずは名前を覚えてもらうところから始める。将来的には若い人が市に集まって地域の活性化につながれば」と話している。

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