大和郡山、春の訪れ告げる「盆梅展」開催中 3月10日まで
2019年02月9日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
城下町に春の訪れを告げる盆梅展が大和郡山市の郡山城跡で始まり、観光客らの目を楽しませている。3月10日まで。
市制50年を記念し平成15年から始まり、今年で16回目。会場には、市内の愛好家らが丹精して育てた約120点の盆梅が展示されている。樹齢が100年以上のものや、約2㍍の壮大な盆梅なども。現在はまだつぼみが多いが、15~20日ごろに満開の梅が楽しめる見通しという。
奈良市から訪れた男性は「長年にわたって盆梅を育て、維持している地域の方々の努力が感じられる。盆梅の隆々と生き続ける姿は美しく、生命力であふれている」と話していた。
期間中の土、日曜、祝日は伝統芸能「猿まわし」の公演もある。雨天中止。
入場は午前9時半~午後4時半(土日曜、祝日は午後5時まで)で、450円。問い合わせは市地域振興課(0743・53・1151)。