菅原天満宮「盆梅展」 早咲きの梅は満開に
2019年02月17日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
春の訪れを告げる菅原天満宮(奈良市)の恒例行事「盆梅展」が開催され、梅の花や香りが参拝者を楽しませている。3月10日まで。
同天満宮は、「学問の神様」菅原道真の生誕地とも伝えられる。盆梅展は梅を愛した道真にちなんで開かれており、今年は屋内外に約100種約150鉢を展示。屋内ではかぐわしい梅の香りを堪能できる。
鮮やかなピンク色の花が特徴の「八重寒紅梅」や「菅原の早乙女」、冬至のころから花を咲かす「冬至梅」など、早咲きの梅はすでに満開に。白と紅の花を咲かせる「紅白咲分け」も見頃を迎え、全体的な見頃は今月20日から月末ごろになる見通し。
午前9時~午後4時。観梅料は500円(中学生以下無料)。梅の鉢の即売コーナーもある。問い合わせは同天満宮(0742・45・3576)。