関電奈良支社が工業系高校生に実践的研修 県教委と確認書調印
2019年03月28日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県教委と関西電力奈良支社は27日、包括的連携協定に係わる地域人材育成の確認書に調印した。関電が県立の工業系高校の生徒を対象に研修カリキュラムを策定。高校生が新年度から受講する。
県と関西電力は昨年5月、県内エネルギー政策の推進などを目的に包括的連携協定を締結。今回は、協定事項にある「次世代層のエネルギー知識・技術向上」に関し、県立工業系高校の生徒を対象に研修を計画、平成31年度は王寺工業高校の生徒に施設などで受講してもらう予定。
この日は県庁内で、県教委の吉田育弘教育長と関西電力の木村治久・奈良支社長が確認書に調印。木村支社長は「電気について実践的なことを学んでほしい」と話した。