「平成」と「令和」の純米吟醸をセットで 梅乃宿が5月2日から発売
2019年04月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
梅乃宿酒造(葛城市)は、新元号の「令和」となり最初にしぼった日本酒と平成最後にしぼった日本酒をセットにしたギフト商品を5月2日に発売する。企画した営業部の井手陽子さんは「思い出に残る日本酒になると思います」とアピールしている。
梅乃宿酒造では、10月から翌年5月中旬ごろまで日本酒を醸造しており、今年の改元に合わせ、平成生まれのスタッフたちが「他にない気持ちのこもった商品を」と企画した。
平成最後の4月30日にしぼった純米吟醸「平成のお酒」(720㍉㍑)1本と、令和となる5月1日にしぼった純米吟醸「令和のお酒」(同)1本をセットにしている。
平成のお酒は少し辛口ですっきりとした味わい、令和のお酒は少し甘めの口当たりで優しい味わいという。ラベルにはそれぞれ「平成」「HEISEI」、「令和」「REIWA」と印刷され、購入者がメッセージやイラストを書き添えて贈ることができるようになっている。
予約の締め切りは今月20日。西暦に合わせた2019セット限定で、価格は1セット5千円(税抜き)。問い合わせは梅乃宿酒造(0745・69・2121)。