奈良市、児童相談所設置基本計画を策定 一時保護所に保育士配置
2019年04月12日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市は11日、令和3年に開設予定の児童相談所の設置基本計画を策定したと発表した。2月に公表された計画案を基に、パブリックコメントで寄せられた48件の意見を参考にして策定した。
奈良市の計画では、同市平松の県総合医療センター跡地に、一時保護所を備えた地上2階建ての児童相談所を設置。発達・子育て支援センターなども併設する予定になっている。また、パブリックコメントを反映させ、一時保護所に保育士を配置することも明記した。
市では、一時保護所に入所する子供に生活用品や学習教材などを購入するための寄付を募っており、10日時点で16件、計66万5千円が集まっている。