上野誠教授が「万葉集と日本文化」をテーマに講演 奈良市中部公民館
2019年04月15日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市の中部公民館5階ホールで5月18日、万葉学者の上野誠・奈良大教授による「万葉集と日本文化―白川静博士の偉業を視野に入れて―」と題した講演会が開催される。
地域で歴史や文化を学ぶ機会を提供しようと、白川博士の母校である立命館大の奈良県北部校友会「立命文華会」が主催。
白川博士は福井市出身で、古代文字や漢字研究の第一人者。中国の甲骨文や金文を研究し、漢字を成り立ちから解明した。講演では、白川博士の「ことばと文学にあらわれた思想そのものが文化である」との考え方について、上野教授が万葉研究の立場から考察する。
午後1時半開演。申し込み不要、受講料は500円。問い合わせは中部公民館(0742・26・6506)。