平成最後の日、「笑い飯」哲夫さんが奈良博で講演
2019年05月1日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
平成最後の日の30日、奈良市の奈良国立博物館で改元を記念した講演会「ようこそ新元号!~これまでの奈良博、これからの奈良博~」が開かれ、お笑いコンビ「笑い飯」の哲夫さんが仏教について分かりやすく解説した。
同館の文化大使を務める哲夫さんは「苦しいことの原因は煩悩にある。その煩悩の原因は自分にとらわれてしまう『我執』。自分だけではなく、皆が一緒だと思えばいい」と仏教の誕生や教えを解説。さらに宗派の違いをおもしろおかしく紹介し、約160人の聴衆から笑いを誘った。
聴講した王寺町の主婦(52)は「仏教という取っつきにくい話題を分かりやすく、おもしろく講演していただけて楽しかった。平成の最後にいいイベントに参加できてよかったです」と笑顔で話していた。