大和茶大福の専門店「GRAN CHA」オープン 奈良の新名物に
県特産の大和茶を使った抹茶大福の専門店「GRAN CHA(グラン チャ)」が、奈良市の近鉄奈良駅前の東向商店街にオープンした。抹茶の濃さは5段階あり、濃度によって異なる香りや味わいを楽しむことができる。新しい奈良名物になりそうだ。
大福は「口・福・餅(こうふくもち)」。緑茶クリームをこしあんと緑茶を練り込んだ餅で包み、仕上げにたっぷりと抹茶をまぶした。抹茶の濃度は1~5番まであり、1番は抹茶の苦みが苦手な人でも食べやすいやさしい甘さ。濃度の最も濃い5番は、苦さとともに大和茶の奥深い香りを感じられる通好みの一品となっている。
同店を運営するのは、東向商店街内で飲食店を経営する「八宝」(同市)。同社では「奈良を発信できる素材」としてかねてから大和茶に注目していたという。取締役の木村有香さんは「大和茶に最も合うスイーツを試行錯誤した結果、大福にたどり着いた。5番はたぶん日本一濃い抹茶大福。ぜひ挑戦してみて」とPRしている。
口・福・餅は5種類の抹茶大福とほうじ茶大福の計6種類。1個250円(税別)。店舗併設の茶寮では大和茶のかき氷なども楽しめる。営業は午前10時~午後7時。茶寮は午前11時~午後6時(不定休)。問い合わせは同店(0742・26・4834)。