奈良町にぎわいの家で「にぎわいの花咲かそう」 8流派の生け花展示
2019年06月1日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
8流派の生け花作品を展示する「6月6日いけばなの日に寄せて~にぎわいの花咲かそう」が31日、奈良市中新屋町の奈良町にぎわいの家で始まった。
大正時代の古民家を改修した空間で、多くの人に生け花を楽しんでもらおうと、県華道会と奈良町にぎわいの家が開催。芸事は6歳の6月6日から始めると上達するといわれていることから、同日は「いけばなの日」とされている。
この日は、県華道会の会員が生け込み作業を公開。会場では今月2日まで、シャクヤクや大山レンゲなど季節の草花を使った13作品を見ることができる。
来場していた大阪府和泉市の女性(56)は「古いお家と大胆な現代風のお花が合っていますね」。県華道会の吉村晴芳山理事長は「にぎわいの家の趣のある風情とともに、生け花を楽しんでほしい」と話した。
午前9時~午後5時(最終日は午後4時まで)。問い合わせは奈良町にぎわいの家(0742・20・1917)。