香芝署員らスクールバス登校の小中生を見守る
2019年06月21日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
香芝署などは20日、香芝市の近鉄関屋駅で、智弁学園奈良カレッジ(同市)にスクールバスで登下校する小中学生の見守り活動を実施した。
川崎市で先月、スクールバスを待っていた私立カリタス小の児童ら20人が殺傷された事件を受け、同署が呼びかけた。同校や近鉄、香芝市役所の職員と香芝署員の計約10人が、バスに乗り込む児童らに「おはようございます」などと声かけをした。
また、関屋駅コンコースの防犯カメラを点検し、死角になる危険な場所がないかを確認。駅の利用客にチラシなどを配布し、日常生活の中で子供の安全を見守る「ながら見守り」に協力してもらえるよう呼びかけた。
同署の木村賢治生活安全課長は「行政や学校だけでなく地域住民にも協力してもらい、見守りの目を増やしたい」と話した。