県産イチゴ「奈良9号」の名称募集 アスカルビー、古都華に続け
2019年06月25日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県は「アスカルビー」と「古都華」に次いで開発された県産イチゴの名称を募集している。県農業研究開発センター(桜井市)が約10年かけて完成にこぎ着けた「奈良9号」(仮称)で、大きな果実とさっぱりした甘みが特徴だ。募集は7月12日まで。
「奈良7号」はアスカルビー、「奈良8号」は古都華と品種登録され、奈良のブランド品種としてすっかり定着した。新品種の登録は久しぶりとあって、県は「多くの人に愛される名前をつけてもらい、県の農業を盛り上げてほしい」と期待する。
応募は県農業水産振興課ホームページの専用フォームから。イチゴの名前と命名理由▽名前▽住所・電話番号などを記入し、郵送かファクスでも応募可。名称は生産・流通関係者らで構成される選考会議を経て、県が最終決定する。採用者と応募者から抽選で計5人に県産イチゴが贈られる(採用者が5人を超えた場合は抽選)。問い合わせは同課園芸特産係(0742・27・7443)。