【参院選】公示、現新3氏の選挙戦スタート
2019年07月5日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
参院選が公示された4日、奈良選挙区(改選数1)には、幸福実現党新人の田中孝子氏(64)、自民党現職の堀井巌氏(53)=公明党推薦、無所属新人の西田一美氏(58)=立憲民主党、国民民主党、社民党推薦―の3氏が立候補を届け出た。21日の投開票に向け、熱い論戦が始まった。
田中氏は近鉄奈良駅前で選挙活動をスタート。支持母体の宗教法人「幸福の科学」の信者らを前に、第一声を上げた。午後は選挙カーなどで生駒市内を中心に街宣活動を行った。
再選を目指す堀井氏はJR奈良駅前で出発式。「力強い日本!」ののぼり旗が並ぶ中、自民党県連会長の奥野信亮衆院議員が「政治の安定を求めていくのか、否かが争点だ」と訴え、岡史朗・公明党県本部代表らも応援演説した。その後は大和郡山市や橿原市などでも出発式を行った。
「野党統一候補」の西田氏は、出身地である宇陀市の近鉄室生口大野駅前で出発式。総合選対本部長の馬淵澄夫衆院議員は「公正な社会の実現に取り組んでくれる」と強調した。近鉄大和西大寺駅前などでも出発式を開き、JR奈良駅前では立憲民主党の福山哲郎幹事長が応援演説した。