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古都華のスパークリング、いよいよ登場


販売が始まり、好評を博している古都華のスパークリングワイン=奈良市

 奈良県のブランドイチゴ「古都華」だけを使った初のスパークリングワイン「古都のあわ」が完成し、商品開発に携わった「古都のお酒で乾杯しよう実行委員会」などが販売を始めている。古都華特有の芳醇な香りと甘さをストレートに伝える商品に仕上がっており、早くも好評を博しているという。
 「お酒を介して地元の価値を提案する」という同実行委の理念に基づき、酒類卸売会社「泉屋」(奈良市)が企画。古都華の生産者団体「コトカ カンパニー」、丹波ワイン(京都府京丹波町)と協力し、完成にこぎつけた。
 実行委員長を務める泉屋の今西栄策社長によると、2年前に3種類の県産イチゴでスパークリングワインを試作したところ、古都華の風味が際立ち、商品化に向けた機運が一気に高まった。コトカ カンパニーの萩原健司さんは「古都華の風味がしっかり残っていて、生産者としてすごくうれしかった」と振り返る。
 平成29年7月、女子大生らを招いた試飲会でも高評価が得られ、昨夏の発売を目指して準備に取りかかった。しかし、古都華の需要が急増したため原料が十分に集められず、1年持ち越した経緯がある。
 スパークリングワイン1本当たり、半パック(約140グラム)ほどの古都華を使用。本来の生産工程をたどれば1本4千円近くかかるが、農家の協力や自前輸送による物流コストの低減などで、1本2160円(税込み)に抑えたという。
 今西さんは「休日の昼間に心静かにお楽しみいただくことをおすすめしたいお酒です」と話している。
 泉屋のネットショップや近鉄百貨店奈良店などで約3500本を販売する。問い合わせは泉屋(0742・26・1234)。

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