巫女らに神楽舞の講習会 大神神社
2019年07月20日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
桜井市の大神神社で19日、神楽舞の講習会が開かれ、今春入社した新人2人を含む13人の巫女が参加した。
神楽舞は祭典には欠かせない神事の華。結婚式などでも披露され、神社では講習会を年2回開いている。
巫女らは、講師を務めた神社音楽協会(東京)の先﨑徑子会長の指導を受けながら、ポピュラーな浦安の舞や幸魂の舞を繰り返し練習。先﨑さんは足の動かし方や扇の扱い方など細部までチェックし「手の上げ下げをそろえるときれいに見える」とアドバイスした。
新人巫女の箕井彩乃さん(19)と黒井むすひさん(18)は「舞では普段は伸ばさない体の部分を伸ばすので難しい。教えてもらった点に気をつけ、これからも頑張ります」と話していた。
講習会は16~20日の5日間。最終日の午後には、練習の成果を披露する奉告祭が拝殿で行われる。