世界柔道「金」の大野、丸山両選手、天理に凱旋
2019年09月11日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
柔道の世界選手権東京大会(8月25日~9月1日)で、ともに金メダルを獲得した男子73㌔級の大野将平(旭化成)と66㌔級の丸山城志郎(ミキハウス)の両選手が7日、練習拠点とする母校の天理大(天理市)に凱旋し、約200人の子供たちとふれあった。
市が進める「天理トップアスリート地域貢献プロジェクト」の一環。柔道、ラグビー、ホッケー、野球の4競技を通じ「スポーツのまち 天理」をPRする取り組みで、その第1弾として公開練習と交流イベントが実施された。
リオデジャネイロ五輪金メダリストの大野選手は、公開練習で得意の大外刈りや内股など世界一の技を披露。5月に就任した市スポーツ政策特別顧問の名刺を子供たちに配り、「どんなスポーツでも、楽しいと思ったら練習を頑張ってほしい」と呼びかけた。
初出場で世界選手権を制した丸山選手は「応援が力になった」と感謝。東京五輪に向け、「天理で日々稽古を積み、皆さんに活躍を見せたい」と誓った。