子供が作る「弁当の日 なら」 10月27日開催
子供が弁当を作る食育イベント「弁当の日 なら」が10月27日、奈良市のならファミリー1階らくだ広場で開催される。主催する奈良大宮ロータリークラブと奈良市飲食店組合が参加する小学生を募集している。
「弁当の日」は、香川県の小学校で平成13年に始まった取り組みで、子供による弁当作り。メニューを決めることから、買い出し、調理、弁当詰め、片付けまで子供自身が行う。親や教師は手伝わず、弁当の評価もしないことがルールで全国に広がっている。
調理実習は午前10時半と午後2時の2回。おむすび、大和肉鶏ホイル焼き、卵焼き、キュウリのあえもの―の弁当で実習時間は約2時間半を予定している。
当日は、弁当の日を始めた元小学校長、竹下和男さんが「子どもを台所に立たせよう」と題して講演する。調理実習では、キッズキッチン協会公認インストラクターの木村万紀子さんとオニギリストの松田昌子さんが講師を務める。
講演会は定員100人(先着順)で無料。イベント告知サイト「こくちーず」内で「弁当の日 なら」を検索して申し込む。
調理実習は、小学3~6年が対象で各回20人(応募者多数の場合は抽選)。材料費として500円が必要で、エプロンや三角巾などは持参する。
申し込みは往復はがきに保護者氏名、郵便番号・住所、電話番号、メールアドレス、参加する子供の氏名(ふりがな)・性別・学年、参加希望の時間帯(午前10時半・午後2時・どちらでも可)を記入し、〒630―8115 奈良市大宮町6―3―7 中室ビル3F 奈良大宮ロータリークラブまで。締め切りは9月末。問い合わせは同クラブ(0742・33・8583)。