インフルエンザで学級閉鎖 今季県内初、昨季より1カ月早く
2019年09月25日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市は24日、市立あやめ池小学校でインフルエンザの集団感染が発生し、25~26日に2年生の1クラスを学級閉鎖にすると発表した。県内でインフルエンザによる学級閉鎖は今シーズン初で、集団感染の発生は昨季より約1カ月早い。
市保健予防課によると、同クラス27人のうち9人がこの日、発熱や関節の痛みを訴えて欠席。うち6人が病院でインフルエンザA型と診断された。いずれも軽症という。
市内14の定点医療機関が今月9~15日に診断したインフルエンザの平均患者数は0・36人で、流行の目安とされる1人には至っていない。市は外出時の手洗いとうがい、マスクの着用に加え、早めの予防接種を呼びかけている。