「里親の日」で啓発キャンペーン 学園前駅などで
2019年10月5日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
「里親の日」の4日、NPO法人「日本こども支援協会」(岩朝しのぶ代表理事、大阪市中央区)は里親制度への理解と関心を高めてもらおうと、奈良市の近鉄学園前駅など県内3カ所で街頭啓発活動を開いた。
里親制度は、家族と暮らせない子供を家庭に迎え入れ養育する制度で、昭和25年に制定された。
この日は全国約100カ所で、4万5千枚のハート形のチラシを配布する啓発キャンペーンを展開。学園前駅では、同協会のサポーターら4人が「里親制度についてご理解ください」などと声をかけながら、乗降客らにチラシを配布した。
啓発活動に参加した女性は「すべての子供たちに愛情が注がれる環境になるよう、里親制度の周知に努めたい」と話した。