「華道展覧会」開幕 華やかでダイナミックな作品並ぶ
2019年10月12日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良県内の生け花作家らの作品を一堂に展示する「第69回県華道展覧会」が11日、奈良市の県文化会館で始まり、色彩豊かな草花が来場者の目を楽しませている。
県華道会(吉村晴芳山理事長)が主催。今回は「令和元年 いけばなで寿ぐ」をテーマに、28流派から出展された計192点を展示している。
秋らしい栗の木やホトトギス、ツルウメモドキで彩った作品など、華やかでダイナミックな作品が並んでおり、吉村理事長は「花の取り合わせや花器との構成を見てほしい」とPR。来場した奈良市の主婦(70)は「季節の花が取り入れられて美しい。さまざまな流派の作品が見られるので勉強になります」と話していた。
14日まで。12日は台風19号の影響で終日閉場し、13日は午前11時時点で警報が発令されている場合は中止となる。午前10時~午後5時。入場無料。問い合わせは県華道会事務局(0745・73・7448)。