バスターミナル屋上で「天平大菊人形展」 27日まで
2019年10月20日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
遣唐使の菊人形や、菊花の装飾による「天平大菊人形展~仏教の伝来と定着」が、奈良市の奈良公園バスターミナル(BT)屋上で開かれている。27日まで。
菊人形展は、近鉄が運営していた「あやめ池遊園地」(奈良市、平成16年閉園)で昭和62年まで開かれており、中高年の県民にはなじみ深い。
昨秋に奈良春日野国際フォーラム甍前などで復活したが、シカが菊の花を食べるトラブルがあり、4月に開業したBTの屋上広場に会場を移した。
デザイン・管理を担当する吉川隆憲さんは「東大寺や興福寺が一望でき、仏教文化が花開いた古都を感じてもらうのに、これ以上の場所はない」と話している。