「奈良のふゆ酒」発売開始 奈良県内蔵元5社の共通ブランド
2019年10月24日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良の酒の普及を目指す「古都のお酒で乾杯しよう実行委員会」は、県内の蔵元5社の共通ブランド「奈良のふゆ酒」の発売を始めた。今回の特徴について同実行委員長で酒類卸売会社「泉屋」(奈良市)の今西栄策社長は「冷やからぬる燗まで幅広く楽しめる」と話している。
秋冬の共通ブランドは今回で6年目。昨年は「暖房の効いた室内で鍋と一緒に楽しみたい冷酒」を集めたが、今回はより広いシーンで楽しめる酒を選定した。
蔵元と銘柄は、奈良豊澤酒造「豊祝」▽今西清兵衛商店「春鹿」▽八木酒造「升平」▽梅乃宿酒造「梅乃宿」▽北村酒造「猩々」。原料米は県産のヒノヒカリやキヌヒカリで、いずれもしっかりした味わい。
ラベルは同実行委メンバーで印刷やグッズ販売を手がける明新社(奈良市)が製作した。各500㍉㍑で税抜き980円。問い合わせは泉屋(0742・26・1234)。