緊急防火対策会議を招集 県、首里城火災受け
2019年11月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
正殿などが焼失した首里城(那覇市)の火災を受け、県は、「県文化財緊急防火対策強化会議」を26日に奈良商工会議所(奈良市)で開催すると発表した。社寺などの文化財所有者や警察・消防関係者などが集まり、防火対策の連携を強化する。
重要史料を扱う図書館や博物館、県や市町村の担当者らも出席。文化庁や県文化財保存課の担当者が、現行の防火対策を説明する。また、文化財所有者らが防火対策の個別的事例を報告し、意見交換する。
荒井正吾知事は「首里城の火災には戦慄した。防火対策の進んだ事例を確認し合い、必要があれば国に対策を要望していきたい」と話している。