「行基菩薩」テーマにシンポ 東大寺
2019年11月22日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
東大寺と行基菩薩をテーマにした「第18回ザ・グレイトブッダ・シンポジウム」(東大寺・大仏奉賛会主催)が、日、奈良市の東大寺総合文化センター・金鐘ホールで開かれる。
民衆に仏教を説き、東大寺大仏の造立にも協力した奈良時代の僧、行基に関する講演や研究報告がある。
23日は午後1時半からで、栄原永遠男・東大寺史研究所長が「行基集団の活動と律令国家」と題して基調講演。小林圓照・花園大名誉教授が「善き人・善き友から〈知識〉の行基さんへ」をテーマに特別講演する。24日は午前9時半からで、研究者5人の研究報告が予定されている。
聴講無料。定員約300人で先着順。問い合わせは東大寺(0742・22・5511)。