大神神社にネズミの大絵馬 奉納
2019年12月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
田原本町の洋画家、柴田貴子さん(74)が、来年の干支「子(ね)」(ネズミ)
を描いた大絵馬を大神神社(桜井市)に奉納した。平成16年から奉納しており、今回で17回目。大絵馬は扇形で縦約1・5㍍、横約4㍍。ネズミが正面を向き、矢を押さえつける様子を墨で描いている。
柴田さんは「今年は天災でまだ安心して暮らせない人が多くいる。来年は『飛ぶ矢を抑える』ということで、落ち着いて暮らせるように|との思いを込めました」と話している。
大絵馬は12月13日から来年1月31日まで拝殿に掲げられ、2月1~6日は南西回廊で展示される。