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桜井の小中学生お手柄 警察・消防が感謝状


 人命救助に貢献したとして、桜井市の小学5年の男子児童2人と同市の中学2年の男子生徒にこのほど、桜井署と桜井消防署からそれぞれ感謝状が贈呈された。児童らは用水路に転落した高齢男性を見つけ、通行人に救助を要請。生徒は火災があった民家から住人の女性を助け出した。

感謝状を受け取る栗山真槻さん(左)と森田空さん


 桜井署が3日に感謝状を贈ったのは、桜井市立桜井小学校5年の栗山真槻さん(11)と森田空さん(11)。
 10月26日の昼過ぎ、2人が待ち合わせ場所で合流した際、近くの用水路(深さ約1メートル、幅約1・5メートル)から「うぅ…」といううめき声が聞こえてきた。のぞき込むと、男性(89)があおむけに倒れ、身動きが取れなくなっていた。
 2人は「なぜこんなところに人が落ちているのかびっくりした」と思わぬ光景に驚きつつも、すぐさま走行中の車に手を振った。だが、なかなか気づいてもらえない。そこで、通行人に助けを求めた。「川(用水路)でおじさんが倒れているから来てください」
 通行人は警察と消防に通報。男性は駆けつけた桜井署員によって無事救助された。男性はガードレールに腰を掛けようとして誤って転落したといい、後頭部にかすり傷を負ったが、命に別条はないという。
 栗山さんは「どうにかしなきゃいけないと思った。感謝状をもらえて、『助けたな』と実感できてうれしい」。森田さんは「助けることができて誇らしい。これからも自分にできることをやっていきたい」と笑顔で話した。
 中上広平署長は「君たち2人は人の命を救った。勇気ある積極的な行動が人命救助につながった」とたたえた。
  桜井消防署は5日、天理中学2年の山口陽向さん(13)に感謝状を贈った。
 火災は11月6日未明、桜井市内で発生。隣家の火災に気づいた山口さんは消火器を持って駆けつけたが、民家はすでに火に包まれていた。この時、家から逃げ出し、敷地内の塀のそばで動けなくなっている一人暮らしの70代女性を発見。女性の体を抱えるようにして塀を乗り越えさせ、救出したという。
 山口さんは「おばあちゃんをよく知っていたので、心配になって駆けつけた。自然に体が動いた。助けることができてよかった」と話した。谷川明弘署長は「何かあったときは、これからも人のために貢献してください」とねぎらった。

桜井消防署から感謝状を受けた山口陽向さん

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