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平城宮跡南側 全体を県営歴史公園に


 世界遺産「平城宮跡」の南側に広がる積水化学工業奈良事業所跡地(奈良市)4・9㌶について、県は一部を民間事業エリアにする当初の計画を見直し、全体を県営公園として整備する方向で協議を進めている。荒井正吾知事は13日の定例記者会見で「国も全体を公園化することに前向きだ」と述べ、平城京の歴史を感じられるエリアとしての活用を目指し、来年度から検討を始める意向を示した。
 同跡地をめぐっては、昨年8月に県、奈良市、積水化学工業の3者が活用策を検討する包括連携協定を締結。同社は当初の宅地開発計画を見直し、平城宮跡と一体的な活用を目指す方針が示された。
 県は今夏までに、4・9㌶のうち、逆「L」字形の約

平城宮跡の南側に広がる積水化学工業奈良事業所の跡地

2㌶を県が買収し、残りの3㌶弱はホテルや商業施設などを誘致する民間事業エリアとする計画案を策定。県が買い取る土地などの一部については、国が費用負担する交付金事業に採択されるよう要望した。
 県によると、国側がその後、平城宮跡と一体的な歴史公園として活用する案を提示。一体感をより高めるため、民間事業エリアを含む全体を県有地とする案を示したところ、国側の承諾が得られたという。
 荒井知事は「(当初は)宅地にするなら一部を公園化したいと考えていた。全体を公園化できるのであれば、それに越したことはない」と歓迎し、防災拠点としての機能も備える方針を示している。
 今後は積水化学工業や奈良市の合意を得た上で、土地買収費や具体的な活用法を議論する検討委員会の費用を来年度予算に計上する方針だ。
 跡地の東部エリアについて、平城京のメインストリート「朱雀大路」の遺構保全空間とする方針は変更しない。また、平城宮跡を横断する近鉄奈良線が将来、史跡外へ移設した場合を想定し、跡地北部は「朱雀門前駅」を設置できるように整備を進めるという。

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