奈良伊賀地域で産経新聞の購読試読・求人案内。

産経新聞 奈良県伊賀地区専売会産経新聞 奈良県伊賀地区専売会

産経新聞グループ各紙のご購読はこちら 0742-24-2214

専売会について専売会について各専売店の紹介各専売店の紹介地域貢献地域貢献求人内容求人内容購読・試読サービス購読・試読サービス

sanbai-02.jpg

新品種のイチゴの名は「珠姫(たまひめ)」ブランド化に期待


奈良県産イチゴの代表格「アスカルビー」と「古都華」に次ぐブランド品種として開発された「奈良9号」の名称が、「珠姫」に決まった。大きな果実とさっぱりした甘みが特徴で、県は先行2品種に続く人気ブランドに育てたい考えだ。
 名称は6~7月に県ホームページなどで募集。延べ1150人の応募があり、生産・流通関係者らで構成される選考会議を経

大ぶりな形が特徴の珠姫

て、県が最終決定した。「珠姫」で応募したのは、奈良市と大和郡山市の女性2人で、「珠姫」を含む県産イチゴが贈られるという。
 選考理由について、農業水産振興課は「果皮に光沢があり、卵のように大きい奈良9号の特徴をとらえた親しみやすい名称として評価された」としている。農林水産省から出願公表を受けた今月12日以降、「珠姫」の名前を使えるようになった。
 珠姫は、県農業研究開発センター(桜井市)が約10年かけて完成にこぎ着けた新品種。試行錯誤を経て、昨年から「奈良9号」の仮名で生産者が栽培試験に入った。今年は天理市や奈良市などの生産者37人が取り組んでいる。
 アスカルビーは糖度と酸味のバランスが良くてジューシー、古都華は糖度と酸度がともに高く濃厚な味なのに対し、珠姫は酸味が少なく、さっぱりとした甘みが楽しめるという。
 県農業研究開発センターの調査(30年度)によると、珠姫の1個あたりの平均重量は33・6㌘。中には㌘を超える大粒もあり、古都華(平均24・5㌘)、アスカルビー(同20・9㌘)に比べて、大きさが際立っている。
 同課の担当者は「高級果実店や、レストランやカフェのスイーツとしての利用が多くなるのではないか」と期待している。ただアスカルビーや古都華と比べ収穫量はごく少量で、生産者らは市場の反応をうかがっている状況という。
 奈良県のイチゴ作付面積はピーク時の昭和47年には869㌶を誇ったが、大阪のベッドタウン化が急速に進んだことも影響し縮小。面積は当時に比べて、8分の1程度になっている。新品種の投入により、県はイチゴ生産の活性化に期待をしている。

求人情報求人情報
購読・試読のお申込み購読・試読のお申込み
お問い合わせお問い合わせ

産経新聞各紙
産経新聞産経新聞
サンスポサンスポ
Business iBusiness i
夕刊フジ夕刊フジ

グループ各紙
月刊TVnavi月刊TVnavi
MOSTLYMOSTLY
正論正論
週刊ギャロップ週刊ギャロップ

産経でんき産経でんき


読もうよ新聞読もうよ新聞

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。