奈良伊賀地域で産経新聞の購読試読・求人案内。

産経新聞 奈良県伊賀地区専売会産経新聞 奈良県伊賀地区専売会

産経新聞グループ各紙のご購読はこちら 0742-24-2214

専売会について専売会について各専売店の紹介各専売店の紹介地域貢献地域貢献求人内容求人内容購読・試読サービス購読・試読サービス

sanbai-02.jpg

観光特急バス来年2月に運行、JR奈良駅-十津川 1時間20分短縮


 十津川村と奈良交通、県の3者は、奈良市内と十津川温泉を直結する「十津川観光特急バス」の実証実験を来年2~3月に実施すると発表した。十津川村へは近鉄大和八木駅(橿原市)発着の路線バスがあるが、特急バスの運行で長旅がより快適に。東京や福岡方面にも「十津川の冬旅」をPRする。
 国道168号の「十津川道路」のうち、未通だった折立~平谷間が9月に開通するなど、五條市方面から十津川村へは近年、アクセス改善が進んでいる。十津川観光特急バスの実証実験は、それを観光振興につなげるのが狙いで、県の「もっと良くなる奈良県市町村応援補助金」を活用。十分なニーズが確認できれば、恒常的な運行につなげたい考えだ。
 2月1日~3月29日に実施される実証実験では、期間中の土曜に十津川行き、日曜に奈良行きを各1本運行する。十津川行きの往路は午後1時10分にJR奈良駅を出発し、近鉄奈良駅、五條バスセンター、観光拠点「星のくに」を経て、十津川村北部の上野地で3時45分から30分停車。ここで名所の「谷瀬の吊り橋」を楽しんでもらい、十津川村役場、十津川温泉を経て、終着のホテル昴に5時12分に到着する。
 奈良行きの復路は、午後1時半にホテル昴を出発。停車場所は往路と同じで、JR奈良駅着は5時39分。往路、復路とも全体の所要時間は4時間余りになる。
 一方、大和八木駅から十津川村に向かう現行の「日本一長い路線バス」は、124の停留所(終点の和歌山・新宮駅までは167)があり、ホテル昴までは最短でも4時間半かかる。近鉄奈良駅から鉄道と路線バスを乗り継ぐよりも、約1時間20分短縮されるという。
 東京駅、福岡駅から午前9時過ぎの新幹線に乗り、十津川観光特急バスを使えば、十津川村には夕方に到着できるといい、今後はJR東海などを通じて県外にPRしていく方針だ。
 十津川村産業課観光グループの沼平善史係長は「冬場は閑散期ですが、源泉かけ流しの温泉や美しい星空だけでなく、ジビエ料理やアマゴの骨酒などが楽しめます。特急バスの運行で、遠方からも気軽に観光に訪れてもらうきっかけになれば」と話している。
 十津川観光特急バスは予約優先制で、予約は来年1月7日から。問い合わせは奈良交通総合予約センター(0742・22・5110)。

求人情報求人情報
購読・試読のお申込み購読・試読のお申込み
お問い合わせお問い合わせ

産経新聞各紙
産経新聞産経新聞
サンスポサンスポ
Business iBusiness i
夕刊フジ夕刊フジ

グループ各紙
月刊TVnavi月刊TVnavi
MOSTLYMOSTLY
正論正論
週刊ギャロップ週刊ギャロップ

産経でんき産経でんき


読もうよ新聞読もうよ新聞

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。