知事が選んだ今年の漢字は「嘗」(じょう)
2019年12月31日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
荒井正吾知事は年内最後となった今月25日の定例記者会見で、今年を表す漢字に「知事が選ぶ今年の漢字は「嘗」」を選んだと発表した。11月に行われた皇位継承に伴う祭祀「大嘗祭」から採られ、大嘗祭の原型が奈良にあると実感したことが決め手になったという。
荒井知事は大嘗祭の儀式に臨席。神武天皇の東征伝承のうち、宇陀を舞台にした「久米舞」や、応神天皇が吉野宮に行幸した際に地元の人々が献上したと伝わる「国栖の古風」など、奈良ゆかりの歌が3つ歌われたことに誇らしい気持ちになったという。
また、県政の出来事のベスト3には、上皇ご夫妻が在位中の3月、天皇皇后両陛