奈良女子大と奈良ホテル、コラボでメニュー開発、16日から提供
2020年01月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良女子大の学生が考案したメニュー案を基に、奈良ホテルのシェフがアレンジを加えた共同開発メニューが完成した。奈良女子大の創立、奈良ホテルの創業はともに明治42年。昨年、節目の110周年を迎えたのを記念してタッグを組み、奈良の食材を使ったコラボメニューの開発を進めてきた。16日から同ホテルで提供される。
奈良ホテルでアルバイトをしている奈良女子大2年の中野双葉さん(20)と、同ホテル営業企画課の津川あかねさんが発案。「奈良の食プロジェクト~奈良って めっちゃおいしい」と銘打ち、昨年7月に開発をスタートさせた。
メニューは「白身魚の奈良漬タルタルソース焼き」「五徳味噌のキッシュ」「郷ポークの塩釜焼き~大和茶と共に」など種類。プロジェクトのリーダーを務めた中野さんは「奈良の食材の素晴らしさを知ることができた」、片岡大シェフ(49)は「柿をソースに使うなど、私たちにはなかった発想があり、勉強になった」と話した。
コラボメニューは16日~2月29日、ホテル内のブッフェレストラン「金剛」でランチタイムに提供。内容は期間ごとに6~7種を入れ替える。料金は大人(中学生以上)平日4840円、土日祝5445円。