奈良伊賀地域で産経新聞の購読試読・求人案内。

産経新聞 奈良県伊賀地区専売会産経新聞 奈良県伊賀地区専売会

産経新聞グループ各紙のご購読はこちら 0742-24-2214

専売会について専売会について各専売店の紹介各専売店の紹介地域貢献地域貢献求人内容求人内容購読・試読サービス購読・試読サービス

sanbai-02.jpg

法華寺  名勝庭園 池の護岸修理へ


江戸時代前半の瓦や、裏込め土のすきまが見つかった名勝庭園の調査地

光明皇后ゆかりの尼門跡寺院として知られる法華寺(奈良市)で、国名勝庭園内にある池の護岸が一部崩落していたことが 分かり、同寺と奈良文化財研究所が発表した。今後、護岸の修理を始める予定で、令和5年度をめどに作業を終える方針。一方、庭園が江戸時代前半に作庭されたとみられることが、保存整備に伴う発掘調査で裏付けられた。
 名勝庭園のうち主庭(約2120平方㍍)は客殿の南西に広がり、中央に池を配置している。
 今回、池の護岸付近3カ所を調査した結果、石積みの護岸を裏側から支える「裏込め土」にすきまが生じ、護岸が一部崩壊していることが判明。池の水位が上下して浸食が進んだためと考えられるという。
 さらに、池の西岸に当たる箇所から江戸時代前半の瓦などが見つかり、庭園はこの時期に作庭されたことが判明。客殿を移築した寛文13(1673)年にほど近い時期に造成されたとする定説が裏付けられたという。
 保存整備委員長の小野健吉・和歌山大教授(庭園史)は「歩いて巡るだけでなく、見て楽しめる要素を兼ね備えた江戸時代らしい庭園」と説明。法華寺の樋口教香住職は「庭園をカキツバタがきれいに咲いた元の状態に戻し、客殿からの風情も 楽しんでいただきたい」と話した。

求人情報求人情報
購読・試読のお申込み購読・試読のお申込み
お問い合わせお問い合わせ

産経新聞各紙
産経新聞産経新聞
サンスポサンスポ
Business iBusiness i
夕刊フジ夕刊フジ

グループ各紙
月刊TVnavi月刊TVnavi
MOSTLYMOSTLY
正論正論
週刊ギャロップ週刊ギャロップ

産経でんき産経でんき


読もうよ新聞読もうよ新聞

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。