郡山城天守台から若草山焼きを、市が特別開放
2020年01月24日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
25日に開催される奈良の冬の風物詩「若草山焼き」に合わせ、大和郡山市は郡山城天守台展望施設を特別開放する。担当者は「山の全景が見えるので、近くとは違った魅力がある」としている。
郡山城天守台展望施設は天守台の石垣を4年かけて修復し、平成29年3月に一般公開された。冬季の利用時間は午後5時までだが、若草山焼きの当日は特別に8時まで開放しており、今年で3回目となる。
展望デッキの標高は約80㍍。若草山は北東約8㌔に位置し、周囲に視界を遮る建物がないことから、大和郡山の街並みとともに山を一望できる。
三脚を使用しての写真撮影は禁止。転倒防止のためライト持参が推奨されている。若草山焼きは午後6時15分から花火打ち上げ、同30分から一斉点火の予定。問い合わせは市都市計画課(0743・53・1151)。