奈良オマーン友好協会が現地訪問報告会
2020年03月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
中東オマーンと交流を続けている「奈良オマーン友好協会」のメンバー11人が2月、首都マスカットの在オマーン日本大使館を表敬訪問し、奈良市大宮町の物集女ホールで報告会が行われた。
オマーン滞在は2月5~11日。中東の一大イベント・マスカットフェスティバルで奈良をPRする予定だったが、カブース前国王の崩御により中止となった。
2月29日にあった報告会で、砥綿千恵理事長(43)は「計画していたPRはできなかったが、家庭料理や民族衣装を堪能し、心豊かな国民性にいっそう触れることができた」と話した。
オマーンは海のシルクロードの中継地として古代から栄え、終着点の奈良・正倉院にはアラビアとの交流を示す宝物が残っている。奈良オマーン友好協会は、新しいシルクロードを構築しようと平成22年に発足。今月で丸10年となった。