御鎮座百三十年 橿原神宮で記念大祭
2020年04月4日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
橿原神宮(橿原市)の御鎮座百三十年記念大祭が今月2日、同神宮内拝殿で営まれた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一般崇敬者の参列は取りやめ、責任役員と総代の計12人のみが参列した。
橿原神宮は神武天皇を祭神として明治23年4月2日に創建され、御鎮座記念祭が毎年行われている。
祭典では、久保田昌孝宮司が祝詞を奏上した後、巫女が「扇舞」を奉納。声楽家でNPO法人「音楽の森」理事長の荒井敦子さんが、世界平和と幸せを祈る歌曲「時のはじまり」を披露した。久保田宮司は「130年の各事業はつつがなく終了し、全国の崇敬者の方々に厚くお礼申し上げます。神武天皇のご加護により、新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息を祈念します」とコメントした。