県産イチゴの新品種「奈良10号」17日まで名称募集
2020年04月11日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県は、県産イチゴの新品種として開発された「奈良10号」(仮称)の名称を募集している。17日まで。
奈良10号は県農業研究開発センター(桜井市)が開発。「さちのか」と「とちおとめをかけ合わせ、さらに県産ブランドの「古都華」を交配してできたという。
糖度と酸度のバランスが取れている上、果肉と果皮が硬くて傷みにくいのが特徴。昨年度から、県内のイチゴ農家で栽培試験が行われている。
県産イチゴはこれまで、奈良7号が「アスカルビー」、奈良8号は「古都華」の名称で品種登録され、奈良9号は「珠姫」と名付けられて昨年9月に登録申請された。
応募は、イチゴの名前と読み仮名▽命名理由▽応募者の名前▽住所▽電話番号▽メールアドレス|を記入し、県農業水産振興課ホームページの専用フォームから。郵送やFAXでも応募できる。
採用者と、応募者の中から抽選で計5人に県産イチゴをプレゼントする(採用者が5人を超えた場合は抽選)。問い合わせは同課園芸特産係(0742・27・7443)まで。