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猿沢池への金魚放流取りやめ 興福寺「放生会」


興福寺(奈良市)は寺のすぐ南にある名勝地、猿沢池に金魚を放ち、命の大切さを考える儀式「放生会」(毎年4月17日)を今年から見直し、金魚の代わりに在来種を放流することにした。「生態系を破壊する」と批判を受けたためで、近畿大学農学部の研究者と学生らが13日、放生会で放流する魚を採取した。
 県が管理する猿沢池は興福寺の南側にあり、周囲約350㍍。奈良時代から存在したとみられ、悲恋の采女が身を投げたという伝承が残るほか、「澄まず、濁らず」などの七不思議でも知られる。
 放生会は殺生を戒める仏教の教えに基づいて生き物を放つ儀式。だが、金魚を放流することにSNSなどで批判を受けたため、寺は近畿大農学部の北川忠生准教授(魚類保全遺伝学)に相談。猿沢池に生息している魚を採取し、法要後にスロープを使って放流することになった。
 この日、猿沢池にわなを仕掛けたところ、在来種でコイ科のモツゴ約千匹を捕獲。外来種のタウナギ1匹は近大が引き取った。
 興福寺の辻明俊執事は「古代から寺とつながりが深い池なので、誇れる環境にしたい」、北川准教授は「興福寺が適切な方法を取ることで、各地で行われている放生会を見直すきっかけになれば」と話した。

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