国民、公明、維新が知事に要請書提出
2020年04月17日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
国民民主党県連、公明党県議会議員団、日本維新の会県議団は、新型コロナウイルスの感染が県内でも拡大している状況を受け、今月14日に荒井正吾知事に提言をまとめた要請書をそれぞれ提出した。
国民県連は、感染者や患者の増加動向について専門家の知見を入れ、予測値を出すよう要請。「県版の基本的対処方針を作成し、市町村とともに全県的に対策を取る状況を作る」ことを提言している。
公明議員団は、学校の休業明けに非接触デジタル体温計を配分▽保健所の支援のため、保健師のOBを活用▽事業所などで感染者や濃厚接触者が出た際の対応マニュアル作成|などの具体策を提言している。
維新議員団は、夜間の飲食店への外出やパチンコ店など娯楽施設の利用自粛を呼びかけるよう知事に要請。感染者だけでなく、医師や看護師などの希望者に対しても宿泊施設を確保するよう提言している。