カテキン練り込みの餃子開発
2020年05月18日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市の生餃子製造直売所「GYOZA」は、あんに緑茶を練りこんだ「カテキン餃子」を開発した。緑茶の成分には抗ウイルス作用があるカテキンが含まれ、感染症予防に有効とされる。煎茶の製造過程で出る細かい茶葉を集めた「粉茶」を使用。500㌘(餃子個分)のあんに粉茶5㌘を練りこみ、焼くとうっすらと緑色のあんが透けてみえる。
餃子の味わいを損なわず、なおかつ食べた後にお茶の香りがふんわりと口に残るよう仕上げた。増井義久社長は「新型コロナウイルスの感染拡大で大変な今だからこそ、体によく、感染予防も期待できる商品を開発しようと思った」と話す。
当面は、冷蔵・冷凍の持ち帰り(15個入り648円)のみを販売。