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老舗ライブハウス 待望の営業再開 創業40年


 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月末から休業していた奈良市の老舗ライブハウス「ビバリーヒルズ」が約4カ月ぶりに営業を再開した。店とゆかりのある著名アーティストのTシャツの売り上げで苦境を乗り切ったといい、坂口照太郎代表(42)は「一度は閉店も考えましたが、奈良の音楽の灯を消したくなかった。待っている人たちの期待にも応えたかった」と感慨深げに話す。
 ビバリーヒルズで待望のライブが開かれたのは6月27日。奈良市在住のパーカッション奏者、スティーヴエトウさん(62)の演奏に、応募で選ばれた約10組の観客が酔いしれた。
 音漏れ対策で扉を開けられないため、厨房の大型換気扇をフル稼働。ライブを2部制にして観客の入れ替え時に換気した。また、客席の最前列を空席とし、演者にはステージ後方に下がって演奏してもらうなど万全の感染対策を取った。定員は通常55人だが、当面は20人程度に縮小して営業する予定だ。
 休業中は家賃などの固定費を稼ぐため、アーティストの応援メッセージ入りTシャツを販売。店で演奏したことがあるウルフルズや押尾コータロー、嘉門達夫らがメッセージを寄せてくれたといい、この売り上げで窮地を脱したという。
 坂口さんの信条は「コンサートやライブは生で見てこそ」。だが、外出自粛要請の期間中、思いがけぬ心変わりがあったという。常連客のありがたさに改めて気づき、「音楽の楽しさを届けるにはどうすればいいのか」と思案。思い立ったのが、ライブの動画配信だった。
 ビバリーヒルズは今年で創業40周年。平成25年に66歳で亡くなった父の照人さんから後を継いだ坂口さんは、映像配信に力を入れようと、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で8月末まで機材の購入資金を募っている。坂口さんは「ライブハウスから足が遠ざかった人も多いはず。音楽の楽しさや熱量を改めて体感してほしい」と話している。

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