検察審査会制度知っていますか? JR奈良駅前などでPR活動
2015年10月8日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
検察審査会制度を知ってもらおうと、奈良検察審査協会は7日、JR奈良駅などで制度を紹介したパンフレットを配布した。
「法の日」週間(1~7日)に合わせ実施。同制度は検察官が独占する起訴権限(公訴権)の行使に民意を反映させ、不当な不起訴処分を抑制するために昭和23年にスタート。選挙権を持つ国民から選出された11人が審査に当たる。
これまでに全国で58万人以上が検察審査員や補充員に選ばれ、約16万件の事件を審査。審査結果に基づき、検察官による起訴に至った事件は約1500件にのぼる。
奈良検察審査協会の峠宏明会長(80)は「制度の存在自体を知らない人も多いが、大事な制度なので周知活動を徹底したい」と話した。
【関連記事】
イケメン元葛城市議「起訴相当」議決でまた在宅起訴 少女とわいせつ動画撮影
ガールズバー店長死亡、暴行罪で在宅起訴…殺人容疑は「不起訴」→「不当議決」→再び「不起訴」
中学柔道部の事故死で「起訴相当」の元顧問を再び不起訴 大津地検
【司法試験問題漏洩】過去の漏洩は判断見送り 解答用紙なく立証困難か
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)