犯罪・非行防止 ボンネットバスで啓発
2020年08月1日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
桜井市や桜井地区保護司会などでつくる「社会を明るくする運動桜井地区推進委員会」のメンバーが、ボンネットバスに乗り、犯罪や非行の防止などを呼び掛けた。
運動は国が全国規模で取り組み、今年で70回目。7月は強調月間で、更生への理解を深めることも目的としている。
これまでは桜井駅前でチラシや啓発用ティッシュを配布してきたが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止に。そこで、ボンネットバスによる啓発が企画された。バスは奈良交通からチャーターし、側面に「社会を明るくする運動」の横断幕を掲げている。
推進委員が乗り込んだバスは市役所を出発して市内を循環。車内から委員が手を振り、犯罪防止などを訴えた。清水宏泰・桜井地区保護司会長は「多くの市民がバスを見てくれ、かなりアピールできた。今後もこうした取り組みを行っていきたい」と話した。