「eスポーツ」日本一 来月3日、天理市で県代表決定戦
今年12月に鹿児島で開催される全国都道府県対抗eスポーツ選手権のサッカーゲーム「eFootballウイニングイレブン部門」の県代表決定戦が来月3日に天理市で開かれる。決定戦をアピールにするため、22日に天理市役所を表敬訪問した奈良eスポーツ協議会の西崎圭介代表は、「たくさんの方に出場していただきたい」と参加を呼び掛けた。
同選手権は昨年の国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」で文化プログラム事業の一環として初めて開催された。今年も継続予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により鹿児島国体が延期に。そのため、国体と切り離し、eスポーツ単独で全国大会が開催されることとなった。天理市では昨年、eスポーツのイベントが開催されたこともあり、会場として選ばれた。
対戦型ゲームで勝敗を競う「eスポーツ」は世界中で人気が高まっており、国内でもプロとして活動する選手もいる。西崎代表は「eスポーツは、年齢や障害など関係なく参加できるスポーツ。大会はもちろんですが、今後は教育機関や障がい者施設などと連携を取りながら、広めていきたい」と話す。
22日の表敬訪問には、日本フットボールリーグ(JFL)の奈良クラブのFW遊馬将也選手も参加。決定戦当日は、同クラブも体験会などに参加する予定という。
県代表決定戦は、3日午後1時から天理駅南団体待合所で開催され、2人もしくは3人1組で参加。オープンの部と高校生の部の2部門があり、各優勝チームは、11月中に開催される関西ブロック大会への出場権を得る。参加締切は10月28日まで。申し込みはホームページ(https://esports-nara.com)。問い合わせは西崎代表(080・3847・6461)。