春高バレー 全国かけ熱戦、開幕
「春高バレー」として開催される「第73回全日本バレーボール高校選手権」県大会(県バレーボール協会、産経新聞社など主催)が7日、開幕した。この日は桜井市の芝運動公園総合体育館と天理市立総合体育館で女子1~3回戦が行われ、奈良文化、西和清陵、橿原、奈良女子などが準々決勝に進んだ。
8日は芝運動公園総合体育館と平群町総合スポーツセンター体育館で、男子1、2回戦が行われる。
■添上、身長生かす
3回戦で五條と対戦した添上は、大嶋奈々や山本まことが力強いスパイクで活躍。大嶋の170㌢とチーム一の高身長を生かしたブロックも、勝利を後押しした。
五條はボールを粘り強く拾い、第2セットには6連続得点も決めたが、一歩及ばなかった。
添上の大嶋奈々は「思い切りのよいプレーができた。次の試合も前衛で一番点数を決めたい」と意気込んだ。
■橿原鋭いスパイク
2回戦で桜井を下した橿原は、3回戦で畝傍と対戦。野村朋加が鋭いスパイクを打ち込み勢いに乗ると、中峯梨緒がサービスエースを随所で決め、勝利をたぐり寄せた。
畝傍は軟打を織り交ぜた多彩な攻撃で対抗したが、涙をのんだ。
橿原の山本妃夏主将は「スパイクやサービスエースが決まり、しっかり流れをつかめた。サーブなどのミスを改善していきたい」と話した。
《7日の結果》
【女子】
▽1回戦
帝 塚 山 2―1 西 の 京
桜 井 2―0 香 芝
関西中央 2―1 奈良朱雀
▽2回戦
奈良文化 2―0 帝 塚 山
一 条 2―0 奈良育英
大 淀 2―0 奈良大付
天 理 2―0 西大和学園
西和清陵 2―0 榛生昇陽
郡 山 2―0 生 駒
法隆寺国際 2―0 奈 良 北
高 田 商 2―0 高取国際
橿 原 2―0 桜 井
畝 傍 2―0 奈良情報商
平 城 2―0 育 英 西
高 田 2―0 奈良学園登美ヶ丘
五 條 2―0 奈 良
添 上 2―0 大和広陵
登美ケ丘 2―0 奈良学園・奈良女大付
奈良女子 2―0 関西中央
▽3回戦
奈良文化 2―0 一 条
天 理 2―0 大 淀
西和清陵 2―0 郡 山
高 田 商 2―0 法隆寺国際
橿 原 2―0 畝 傍
高 田 2―0 平 城
添 上 2―0 五 條
奈良女子 2―0 登美ケ丘