全国中学陸上 女子走り幅跳び優勝・大和郡山市の中学生が表敬訪問
2020年12月6日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
10月に行われた「全国中学生陸上競技大会」の女子・走り幅跳びで優勝した大和郡山市の市立郡山南中学校3年、釣本陽香さんが、上田清市長を表敬訪問し、大会の様子や今後の抱負を報告した。
釣本さんは、小学6年生から陸上をはじめ、中学1年の夏に顧問の勧めで、短距離走と走り高跳びから転向し、走り幅跳びを始めた。今年は、新型コロナウイルスの影響で学校で練習できない日もあったが、小さなハードルやバーを持ち帰って自宅で練習。同級生のほとんどが引退する中、秋まで部に残り、朝や放課後に練習を重ね、今大会に臨んだ。
「今回は助走の流れや踏み切るタイミングを、よい状態に持っていけるようにした。大きなスタジアムは緊張感があって楽しかった」と釣本さん。来シーズンは6㍍以上の記録更新に加え、「将来はオリンピックに出たい」と夢を語った。
上田市長は「全国大会で名を連ねる人は滅多にいない。わが市の星として、今後の活躍が楽しみ」と期待を寄せていた。