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外交官の村上さん 外務省へ帰任 「貴重な経験ができた」田原本町


 地方創生の支援を目的に外務省から田原本町に派遣されていた外交官の村上玲子さん(41)が約2年2カ月の任期を終え、3日付で外務省へ帰任する。村上さんは町長公室や産業建設部の参事(部長級)として町長を補佐しながら町政運営に参加。「町民のみなさんと触れ合う貴重な経験ができた」と喜んでいる。
 村上さんは一昨年10月に着任。中米・グアテマラを相手国にした東京五輪のホストタウン事業や、約600年ぶりに復活した流鏑馬まつり、田原本まちづくり観光振興機構の設立などにかかわった。
 その中で一番印象深いのはグアテマラ五輪委員会関係者の招聘や同国の音楽家の指導を受けるコンサートの開催準備などのホストタウン事業だという。
 「田原本がグアテマラのホストタウンであるということを多くの町民のみなさんに知ってもらえたのは感無量。グアテマラの人にも田原本のことを知ってもらえた」と喜ぶ。
 コンサートの練習風景を動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップしたところ、約10万件のアクセスがあり、同国で大きな反響を呼んでいるという。
 ほかにも町に在住する外国人と町民が交流するイベントなども企画した。
 村上さんは生駒市出身。神戸大を卒業して外交官試験に合格、ペルーやモザンビークの大使館に勤務した。ポルトガル語とスペイン語が堪能で、派遣前の所属は外務省中南米局南米課だった。
 地方行政の現場を知ろうと、国家公務員を首長の補佐役として、地方創生に積極的に取り組む自治体に派遣する国の事業に応募した。総務省や国土交通省などからの派遣は多いが、外務省からは珍しく、村上さんは4人目だった。
 村上さんは「田原本は住みやすい町で、楽しかった。ここでの仕事を通じて、外交官が地域の人たちと草の根交流をすることがいかに大事か、改めてわかった。この経験を今後の仕事に生かしたい」と話している。

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