コロナ退散など願う「厄除鬼」 インターネットなどで販売
2021年02月25日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
障害者らの芸術活動を支援する「たんぽぽの家アートセンターHANA」(奈良市)が、鬼をかたどった土鈴「厄除鬼」をインターネットで販売している。
厄除鬼は、毎年アートセンターのメンバーらが手作り。例年は節分の時期に合わせ、東大寺(奈良市)や元興寺(同)などでメンバーが直接販売しているが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止となった。
このため、今年は約15人で1年かけて約2千個を製作し、直接販売ではなく、主にインターネットで販売することに。全8色で、大(約9㌢)と小(同7㌢)があり、1100円~1980円。インターネットでは「GOOD JOB STORE」から購入できる。
アートセンターの寺田明弘さんは「コロナ退散のほかにもいろいろな厄をはらえるよう、メンバーが心を込めて作った。ぜひ手に取ってほしい」と話している。問い合わせはアートセンター(0742・43・7055)。