奈良市長選に市議が出馬表明
2021年02月26日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市議の柿本元気氏(41)は25日、任期満了(7月30日)に伴う奈良市長選に無所属で立候補する意向を明らかにした。現職で3期目の仲川げん氏(44)は態度を明らかにしておらず、同市長選への出馬表明は柿本氏が初めて。
同市役所で会見した柿本氏は「現市長のワンマン体制により、職員のモチベーションが著しく低下している。彼らの専門性や熱意を市民のために注ぎ込む行政運営を行いたい」と語った。
また、老朽化が長年の懸案となっているクリーンセンターや道路インフラの整備を早急に進める必要があると主張。最優先で着手する考えを示した。
柿本氏は大阪教育大卒。平成17年に市議に初当選し現在3期目。昨年11月に立憲民主党県連の幹事長代理に就任したが、すでに離党したという。