嘱託警察犬 指導者3人に感謝状 複数回出動で県警に貢献
2021年03月6日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
昨年、事件の捜査や行方不明者の捜索に複数回出動し、大きく貢献したとして県警は、嘱託警察犬の指導者3人に感謝状を贈呈した。
感謝状を贈られたのは、関西ドッグスクール(斑鳩町)の三輪あつみさん(25)、京奈和ドッグスクール(大和郡山市)の大森弘士さん(36)、郡山警察犬訓練所(同)の武田格久さん(47)。
昨年の嘱託警察犬の登録頭数は計30頭で、出動件数は計96件。そのうち、三輪さんは計16回、大森さんは計14回、武田さんは計12回出動した。また、武田さんは嘱託警察犬とともに昨年8月、行方不明になった大和郡山市の高齢男性を無事に発見した。
この日は、3人が嘱託警察犬とともに贈呈式に出席。県警の中岡伸一刑事部長が「皆さまに心からの敬意と感謝を申し上げます」と述べ、感謝状を手渡した。3人は「感謝状をいただけてうれしい。これからも精進していきたい」と話した。